第12章 1年後のガーデンパーティー
首筋から、ゆっくりとキスを降らす。
そのまま、バスローブの胸元を開くと
ほっそりとした体とはアンバランスな
豊かな膨らみがあらわれた。
頂上の突起は、
バストから自然な流れでラインを描く。
薄桃色のそこは、
まるで桜の花びらが舞い散る
ゆるやかな坂道のよう。
『キレイだな…』
柔らかいバストに、
今度は俺が花びらを散らす。
キレイすぎて、
激しくなんか触れない。
そっと舌で舐めると、
途端に先端が硬くなった。
『敏感だね。
たったこれだけで、硬くなった。』
『…だって…
ちから君に見られてると思うだけで
もう、どうしていいかわかんなくなる…』
『そのまんまの雪乃が見たいんだ。
もう、何も隠さなくていいんだから。
感じてる顔も、声も、俺に全部教えて。』
『ちから君も…遠慮しないでね。
私、ちから君のものになるって
自分で決めたんだもん。
私の心配は、いらないから…
ちから君のやりたいようにして。』
…もう、昨日までの雪乃じゃない。
過去を、自分で乗り越えようとしてる。
雪乃は
俺の目の前で
サナギから蝶に生まれ変わる。