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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第12章 1年後のガーデンパーティー




その変化は
俺の誕生日にやってきた。

雪乃が珍しく
俺のためにレストランで
ディナーを予約してくれて、

このままもう一軒、バーでも寄ろうか…と
繁華街を手をつないで歩いていた時。

突然、雪乃が立ち止まった。

『ね、ちから君…あっち…』

『ん?』

『…あっち、行こう。』

『え?!』

…あっち、とは、
いわゆるラブホテルが立ち並ぶ通りで…

『雪乃?どうした?』

『今日、ちから君のお誕生日だから…
えぇと…いりませんか?』

?!

『い、いる。いる。いるよ、いるいる…』

あまりに急な展開で、
うろたえる上に、がっつくような返事を
してしまった…。

『でも雪乃、ホントにいいの?
無理してない?』

『うん。ちから君、お誕生日だもん。
いちばん欲しいもの、あげたいから。』


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