第11章 ガーデンパーティー
アキの中に、
イッキに俺自身を沈める。
…言われなくたって、
激しくしてしまうよ。
『はぁぁんっ!』
自分の部屋だからか、
昨日より、ずっと大きな声が出ている。
昨日の忍んだ声とは違う。
どっちも、アキ。
仕事場の、品がよくて料理上手なアキも、
この部屋の、くつろいで淫らなアキも。
もしかしたら、まだ、
俺の知らないアキの姿もあるのかもしれない。
…いや、出会って2日目だ。
きっと、まだまだ、俺の知らないアキがいる。
全部、知りたい。
知りたい。
この気持ちは、愛情?
それとも…
仕事に対する逃げ、ではないかという
自分の心の声を振り払う。
動かない俺を気にしたのか
アキがそっと目を開けた。
『コーシ、何考えてる?…私以外のこと?』
『ううん、逆。
アキの中が気持ちよすぎて
アキのこと以外、考えられないなって思ってた。』
『ほんと?』
『ほんとだよ。
ほら…こんなにエロくてセクシーな彼女を抱いてて
他のことなんか、考えられるわけない。』
自分の言葉を自分に証明するように、
アキの脚を大きく抱え上げる。
アキの目の前で、
割れ目に突き刺さった俺を動かして見せる。
『ね、アキの中、俺でいっぱいだろ。』
…自分で見て、俺の興奮も戻ってきた。