第11章 ガーデンパーティー
アキをベッドにおろす。
『ごちそうになってばっかりだから
今度は俺がアキを料理するよ。』
部屋着を脱がせる。
今日も…下着は黒だ。
いい眺め。
だけど、今日は下着はいらないな…
ブラもショーツも少し強引に剥ぎ取り
全裸にした。
…うん、これもいい眺め。
『コーシ、寒いよ。暖めて…』
アキが首筋に手をまわしてくる。
寒くないように覆い被さりながら
アキの身体の上から順番に
キスマークをふらせていく。
…ついおとといまで
別の男の彼女だったひとだ。
まだ、前の男のことを忘れてなくても
当たり前。
だけど。
考えたとたんに、
自分でも驚くくらいの独占欲が
沸き上がってくる。
前戯もなにもない。
とにかく両脚を開かせる。
彼女は、
ここは、
俺のものだ。
『アキ、今アキを抱いてるのは誰?』
『コーシ。』
『今、アキのここに入ってるのは、何?』
『コーシの指…』
『アキのここは、誰のもの?』
…彼女も、俺の嫉妬、というか
独占したい気持ちに気付いたようだ。
『コーシのだよ。
もう、今の私はコーシだけのもの。』
『じゃ、オレにしてほしいこと、言ってみて。』
『…抱いて…』
『そんなの、言わなくても分かってる。
もっと、はっきり。
もっと、俺にしか言えないような言葉で。』
『…恥ずかしいよ…』
『ダメ。
アキが俺のものだって実感させて。
アキが俺にしか見せない姿を欲しい。』
『…昨日、私が舐めた、
コーシのおっきくてエッチなアレで、
私を感じさせてほしい…』
『優しく?激しく?』
『…激しく…』
あぁ、たまんね。
大人で、エロくて、たまんね。
絶対、ほかの男に渡さない。