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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第11章 ガーデンパーティー




『コーヒーじゃなくてビールにする?』

『アキは飲むの?』

『お風呂上がりは飲みたくなるねー。』

『じゃ、俺もビール、いい?』

『あ、でも、』

アキが、冷蔵庫を開けながら言う。

『ここに帰ってきたら、
私、もう仕事は終わってるから。
おつまみ作ったりしないからね。
はい、これで我慢して。』

缶ビール二本と柿の種が出てきた。
…なんだか、面白い。

『いい意味でさ、別人だね。』

『そうなの。仕事は仕事、なの。
ガッカリさせたらごめんね。』

『いや、ますますアキに興味がわいた。
なんか、カッコいい。』


…アキは
それほど酒に強いわけではなさそうだ。
缶ビールを一本あけたら、
もうほんのり赤くなっている。

『あぁ、いい気持ち!
目の前にコーシもいてくれるし。』

『目の前じゃ、遠くない?
もっと近くに行こうか?』

『もっと?』

『そう。触れるくらい近くに。』

…アキの隣に座って肩を抱き寄せる。
触れる頬も耳も熱い。
その耳元でささやいてみた。

『他に、熱いところはどこ?』

『…探してみる?』

トロンとした目のアキを抱える。

『どこで、しようか?』

『…今日は、ベッド…』

『寝室、どこ?』

『…あっち…』


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