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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第11章 ガーデンパーティー




食べ終わった食器を
シンクまで運ぶのを手伝いながら
彼女に言った。

『俺、食事が心にも繋がってるって、
初めて実感しました。
早瀬さんの料理の力、スゴい。』

『私こそ、
誰かと食べるって幸せだなって
改めて実感しました。
ゆうべから、
自分のために料理しようって気持ちに
全然なれなくて…
菅原さんが来てくださって、
私も生き返れました。』


なんだろう。
そばにいるのが当たり前のような
穏やかな気分だ。

食器をシンクに置き、
小さな声で言ってみる。

『最初から、
早瀬さんのような人とつきあえばよかったな…』

『…私も、菅原さんみたいな人が
彼だったらよかったのに、って思います…』


俺達は、もう大人だ。
お互いのその気持ちを知れば、
次にいくのに野暮な言葉はいらない。


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