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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第10章 公開プロポーズ




数日後。

『アキ、次の週末、あいてねー?
遠征行くんだけどさ、
あいてたら、一緒について来いよ。
遅くなったけど、
誕生祝い代わりの旅行にしようぜ。』

『え?いいよ、
あかーし君と高いシャンパン飲ませてもらったし、
この間、光太郎んちでご飯食べたもん。』

『そんなん、祝ったうちに入んねー!
一緒に過ごす最初の誕生日だったじゃん。
もっと派手にやんなきゃ、
俺のポリシーに反するんだって。』

『ついてって、いいの?』

『いいに決まってるだろ!
あ、でも昼間は俺の応援に来いよ。』

『もちろん!』

…ということで、
光太郎と遠出の旅行をすることになった。

チームの人達は
私達が付き合ってることを知ってるけど、
みんなにとって、試合は仕事。
バレーに集中してもらわなくちゃ。

そこは私も、
社会人チームに所属する選手として
守るべき常識の範囲はわかるから、

行き帰りの移動や宿泊先は
私が自分で手配して別行動にした。

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