第2章 スペシャルウェディング
『アキ、優しくするから。
でも、きつかったら言って。』
大きく開かせた両脚の間に
指と顔を埋める。
ゆっくりと、ていねいに。
アキの身体が
俺を受け入れていいと思ってくれるまで。
『旭君…旭…あ…』
長い愛撫に
アキの声もとぎれとぎれになる。
『旭君、あ、また…っちゃう…』
何度目かの絶頂の後、
息を切らせたアキが
俺の顔を押しのけて言う。
『旭君、今度は旭君のが…ほしいよ…』
その言葉は、俺の理性を吹っ飛ばした。
小さな体を組み敷いたら
壊れてしまいそうで、
俺は座ったままアキを抱き抱える。
『アキ、このまま俺の上に来て…』
ゆっくりと、深く
つながる。
しばらくそのままで抱き合っていたけど、
アキの
『旭君のものにして…』という言葉で
俺の理性、再び、崩壊。
『アキ、アキ…』
俺が腰を動かすたびに、
アキの身体が
俺自身を擦りながら上下に跳ねる。
たんぽぽのようにフワフワとした
軽い体とは反対に、
アキの中は、しっとりとした
バラの花びらがまとわりつくようだ。
アキの白く細い脚の間に
太い俺自身が出入りする様子を目にして
もう、我慢なんて出来るわけがない。
『あ、あ…もう…』
『おれも…イク…』
初めて交わった日、
俺達は、
一緒に、
果てた。