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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第8章 小さな小さな披露宴




さすがに
喪服を汚しちゃいけないと思い、脱がせる。

…若干、手間取ったが、
全裸にした価値のある見事な身体だ。

そこから先はもう、俺も、
役割を忘れて本能の赴くままに…

正常位・座位・バック・横抱き…
自分でも驚くほど果てない。

だんだんと我を忘れていくのは
アキさんも同じようで、
どんな行為にも応えてくれる。


いよいよ、もう限界だ、という時、
彼の声が聴こえた気がした。

"アキ、ありがとう。幸せになれよ。"

…そうだった。
俺は今、"一静"じゃなくて"一成"だ。
これだけは、伝えなくては。

『アキ、出会ってくれてありがとう。
幸せだったよ、愛してる。』

彼女も、ハッとしたように息を詰め、
そしてはっきりと、言った。

『私こそ、あなたと出会えて幸せでした。
いっせいさん、愛してます。
たくさんの愛情、ありがとう。』



そのあとは、もう、言葉はいらない。



全身の力を使い果たす勢いで
激しくつながりあい、
二人とも、果てた。

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