第8章 小さな小さな披露宴
着物の間からそっと手を忍ばせてみた。
なめらかでひんやりとした
太ももの間を割って
両脚の間に触れてみる。
おそらく、ご主人が体調を壊してから
ずっと、交わりがなかったのだろう。
そして、
この非日常なシチュエーションのせいもあってか、
彼女の秘部は最初から、
溢れんばかりの潤いだった。
"俺"だったら。
このままイッキに突っ込んで啼かせたい。
でも、今は"俺"じゃないから。
…ゆっくりと低く、
やさしい声で話しかける。
『アキ、この音、聞こえる?
随分、我慢してたんだね。』
『…いっせいさん、寂しかった。
あなたに触れてほしくて…』
『俺がいない間、
他の男に抱かれたりしなかった?』
『そんなこと!
私、あなたの妻ですから。』
『じゃ、寂しい時はどうしてた?』
…いかん。
完全に俺の趣味の世界になってきた(笑)
でも、この状況だ。
俺も若干、感覚がマヒしてるらしい…
『寂しい時は…』
『どうしてた?他の男じゃなかったら?』
『自分で…あなたのことを思い出しながら…』
『どうやって?』
『こうやって…』
彼女は、
着物の裾を割り、
脚を大きく開くと
割れ目に、そっと自分の指を沈める。
『何を想像しながら、してるの?』
『いっせいさんの指で
触ってもらったことを思い出しながら…』
『アキが気持ちがいいところはどこだっけ?』
『…ここ…』
『どこ?俺にも教えて。』
俺の指も二本、
アキさんの割れ目に入れる。
アキさんの指を追うように
俺も一緒に指を動かし、
アキさんのスポットを探った。
『…ぁあっ、んあぁっ、いっせいさん、
いっせいさん…このまま、一人で
イッてしまいそう…』
『ああ、アキの乱れるところ、見せてくれ』
『…ぁあああっ、うんんっ…』
彼女が絶頂を迎えたことをあらわす
かすれかけた震える高い声。
ナカの緊張とともに、
指が締め付けられる。
成り行きとはいえ、
喪服姿で目隠しをした未亡人と、
仏壇の前で、こんなことしてるなんて…
やべぇ。
エロ星人でもエロ罪人でもかまわない。
俺も、イカせてくれ。