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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第6章 ウェディングブーケ




『月島君、ごめん、遅くなった!
あの記者さんたち、及川にメロメロだわ。
また何か企画たてたいっていうから
話が弾んじゃって…
あれ?及川は?先に帰った?』

『何か予定があるって言ってましたよ。』

『あ、今日の記者達と合コン?』

『さあ…
よし、片付けも挨拶も終わってますから、
行きましょう。』

二人で荷物をもって移動する。

『そういえばここ、
月島君が手配してくれたんだってね。
いいとこ、知ってるのね。』

『ちょっとご縁がありまして…
あ、早瀬さん、このドアの向こう、知ってます?
ここは一見の価値ありですよ。』

『えー、知らない。なにがあるの?』

『どうぞ、ごゆっくり。』

…早瀬さんの荷物を奪い取り、
大きなドアを開けて中に押し込んだ。


あとのことは、
俺は、知らない。

でも、きっと大丈夫デショ。

だって、『及川徹』なんだから。



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