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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第26章 ~恋ネコ⑥~ 留守番プロポーズ



研磨の親友?
…というか保護者(笑)の黒尾君は
私にとっても貴重な友達。

彼もまた、賢い人で。
1度も彼と寝たことはないけど
セックスの話も、普通に出来る。

私は
セックスと恋愛はベツモノだと
考えるタイプだから
誘われれば寝てもいいと思ってるけど

黒尾君は、案外、紳士で
彼なりのマナーがあるようだから
私からは誘わない。

だから、私たちは
『研磨の保護者』
もしくは
『担任と保護者』みたいな関係だ。


『な、研磨と一緒に住んでるんだろ?
もう…セックスもした?』

『もちろん。』

『大丈夫?お前、タイクツしてね?』

『え?ぜーんぜん!なんで?』

『アイツ、そーいうの、興味なくない?』

『…それ、何情報?』

『いや、たまに風俗連れてったりしたけど
面倒くさいー、出すのに、相手いらない、
とか言うから。
お前が欲求不満になってんじゃねーかって、
ちっと心配してたんだけど。』

『あぁ、それは。』

黒尾君がそこまで気にしてくれてるのが
なんだかおかしい。ほんと、父親(笑)

『研磨を知らない相手じゃ、
成り立たないのかもね。
…研磨は、磨きがいがあるよ。』

『仕事じゃなくても、かよ。』

『うん、セックスも。
あんな時でも、駆け引き、上手だし。
心、掴まれたら大変よ。
もう、研磨とのセックスにハマったら、
他の男じゃ物足りないわね。
少なくとも私には、最高。』

『お前にそう言わせるって、すげぇじゃん!
興味ある。どこがそんなにスゴい?
参考にしたいから、教えてくんね?』

言っておくけど、
私だって誰とでもこんな話はしない。
大事な研磨の、超 プライベート情報。
相手が、黒尾君だから。

『研磨はね…Mの時とSの時がある。』

『へぇ!それ、知らなかった。
そんなに自分をさらけ出せるんだったら
アイツも安心だな。…ん?てことは、
お前もどっちでもOKってこと?』

『研磨とつきあって初めて知った、
新しい自分ね。』

『…お前が研磨を見つけ出してくれて
ホントによかったよ。
まさに公私ともに、ベストパートナーだな。』

『それを言うなら、黒尾君に感謝しなきゃ。
あんな魅力的な人、紹介してくれて
ありがと。お陰で毎日、充実してる。』

『俺らは…研磨を挟んで、一生、ダチだな。』

『そうね。黒尾君と寝ることは、なさそう(笑)』

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