第6章 ウェディングブーケ
『…んっ…ぁん…及川、
今日はなんか、激しい…
イヤなことでもあった?』
『イヤなこと?2つあった。
だから早瀬にイジワルするよ、覚悟しな。』
『イヤなことが2つも?何?』
『1つ目。今日合コンしたCA。
俺より、合コンのセッティング頼んだ
ツッキーのこと、気に入ってた。』
『CAなら、チャラいスポーツ選手より
クールで頭がよくてハンサムな月島君を
狙いそうね…
あんっ、痛い!
本当のこと言っただけでしょ、やめて…』
『やめて?ウソつけ、
ここ、噛まれるのスキなくせに。
イヤなこと2つ目。
今日、早瀬、練習見に来てたのに
俺のこと全然見ないで
ずーっとツッキーと話してた。』
『仕事場で仕事の話して何が悪いのよ。』
『早瀬、楽しそうだった。
あれ、絶対、仕事の話じゃなかったはず。
今日、俺が機嫌悪いのは、
2つともツッキーのせい。
だからツッキーの上司である早瀬に
ちゃんと責任とってもらわないと。』
『…CAちゃん達とは、ヤってないわよね?』
『飯食ってサヨナラだよ、最悪だ。
そんなわけで、今日は溜まりまくってる。
早瀬にお仕置きだからね。』
『ちょっと…縛るなんて…マニアックなのやめて…』
『縛るだけで勘弁してやってるんだから
感謝してほしいよ。
…あーあ、すっげー濡れてる。
本当は興奮してるんだね。
大人の女は、これだからいいよ。
一緒にセックス楽しめる。
そこらの女の子はさ、
気持ちよくしてもらって当たり前、
みたいな顔で待ってるだけだもんね。
さ、早瀬、
ツッキーの上司なんだから謝って。
そして、俺にお願いしな。
縛ったまま、犯して下さい、って。』