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七色の雫 ~生きる道の再構築~

第3章 『理解』


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すぐ近くで派手に音を立てているというのに、ヒューズは木陰に寝ころがって死んだように眠りこけている。

「兄さん!よそ見してていいの!」
「わっ!」

アルの拳が目の前を掠る。
…あいつの寝てる所初めてみたかも。

「ヒューズさん。夜も寝ないで兄さんの警護してたんだよっ!」
「はぁ!?な、んでそこまで!」
「兄さんと違って真面目なんだね!」

真面目って…完全に仕事の虫だろ!
つっても、あいつから仕事を取っちまったら……



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