彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第9章 久しぶりの学校
「じゃあ、授業始めるぞー!103ページひらけよー」
という授業があっという間に終わり、現在はホームルームが終わった直後です
修造、どーしてるかなー?
私は約束の下駄箱で待っていた
すると、どこからか悲鳴が聞こえた
これって、体育館から?
気になって向かってみると、まさか修造がそこでバスケをしていた
それも、先輩相手にだ
なるほど
どーせ、自己紹介でバスケやってましたーとか言って、無理やりやらされてるってわけね
自業自得
修造は先輩を一気に3人抜かし、シュートを決めた
『かっこいいな……相変わらず。』
今でも信じられない時がある
修造が私の彼氏ということが
なんで私を選んだのか
そんなことを考えていると、試合が終わっていた
すると、修造の周りにはすごい数の女子が
うわー、行きたくないけど行かなきゃ怒られる
私は女子をかき分けて、修造の前まできた
『何やってんの。早く帰りたい。』
「翠!お前いつからいたんだよ!」
『ついさっきから。ほら、早く帰ろう。』