彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第11章 久しぶりの再会
俺に勝てるのは俺だけだ。こいつに勝てる奴はいるのか!?無敵の青峰大輝は東京の〔桐皇学園〕で、不動のエース!
ふーん…なにが俺に勝てるのは俺だけだ。よ
何言っちゃっんだか…でもやっぱり、テツヤの事は書いてないんだね〜かわいそう
でもとりあえず、この人たちがどこにいるのかはわかったからいいや!
気分良く読み進めていると、玄関の開く音がした
あ、修造帰ってきたかも!
「ただいまー。」
『おかえり。買い出しありがとね!
ねぇ修造……私、決めたことがあるの。』
翠は修造の方に向き直ると、深呼吸をした
「?なんだよ。」
『明日ね、バスケの大会があるんだって。
だから、テツヤに会いに行こうと思う。』
………!?
「は、はぁ!?
い、いいのかよ翠は!
あいつらに会うかもしれねぇんだぞ!?
俺は別にいいけど、翠は…!」
『大丈夫。それも承知の上で、行きたいと思ったの。
会ったら会ったで、その時になんとかする。
でも、テツヤに会えるって思ったら、行きたくて…だめ、かな…』