彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第10章 破滅へのカウントダウン
『だって、自分のブログにそう書いてあったじゃない。誰も知らないとでも思っていたの?あなたがそう思っているだけで、案外人は見てるのよ。』
今までに見たことのないような笑顔でいった
「なっ……べ、別にいいじゃない!私が殺しても、誰も文句1つ言わなかったわ!別に、どうでもよかったのよ!あんな奴ら!だから私は!」
『だそうですよ、お二人。どうします?警察にでも突き出しますか?』
南がえっというと、影から出てきたのは南の両親であった
「お、お父さんにお母さん!まさか、今の聞いて…!」
「あぁ。聞かせてもらったよ…お前だったんだな、俺たちの愛娘をうばったのは…!」
そう、彼女が殺したという少女は彼女の義姉だったのだ
「ち、違う!私は…!「あなた…この子を早く警察に連れて行きましょう…?今すぐ!私たちの前から、いなくなってほしい!!」お、お母さん!!」
彼女のお義母さんがそう言うと、いいタイミングに警察がきた
「君が、春野友梨さんを殺したという犯人だね。署までご同行しますよね?」
春野さんは無意識のまま、連れて行かれた
彼女の両親であった人たちは私に一礼すると、肩を寄せ合うように帰って行った