彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第9章 久しぶりの学校
「私は早水真夏!よろしくね、翠ちゃん!」
『こちらこそよろしくね、真夏ちゃん!』
この子が最初の友達(情報提供者)だった。
【昼休み】
今日は一緒にお昼食べれないって、言っておかなきゃ
よし!送信完了!
『真夏ちゃん!一緒にご飯食べよう!』
「うん!いいよー!」
『あ、あとさ……真夏ちゃんに聞きたいことあるんだけど……いいかな?』
「全然大丈夫だよー?何でも聞いてよ!」
よし……じゃあまずは…
「あの子……春野さんって、どんな子?」
真夏ちゃんの眉がピクッと動いたのを、私はみた
「春野さん?……あの子は、クラスの…いや、学校の嫌われ者だよ。あの子のせいで、私たちのクラスは周りからすごい哀れ目に思われてるし。
性格も最悪だしね?」
『そうなんだ。実は……私、あの子に昨日から睨まれてる気がするんだよね……。
だから、気になっちゃって。』
すると真夏ちゃんはすごく驚いた
「え!?そうなの!?だ、大丈夫??何もされてない?」