第43章 …………マリーなんとか 乱凪沙 後編
以下、日和さんとのメールのやり取り
『ちょっと、あんた凪沙さんにビールプレゼントしたでしょう』
『うん!気に入ってくれたかな?』
『酒臭いし最悪だふざけんな』
『何で君が僕に命令するのかな??』
『それに関しては謝りますがあの酔っ払いどうしたらいいんですか』
『あれ、凪沙くん何にもしなかったの?』
『は?』
『いやだから、君を押し倒したりしなかった?』
『…………………………………は?』
『ん?言わなきゃダメかな?つまりは____』
『あ、言わなくて良いです。』
『なんだそういう知識はあるんだね?』
『やめてくれません?』
『やめないね!』
『マジですか』
『凪沙くん、朝起きたらきっと記憶ないよ?』
『すみませんちょっと意味が』
『だから君が今のうちに___』
『あんた次会ったら覚えてろよ』
『次会うときは結婚式だね!!ウェディングドレス姿で僕を殴ったりするのかな!?』
『上等だよ華麗に決めてやるからな』
『それは楽しみだね!ジュンくんにカメラを持たせておこう!』
『ヒールでカメラ粉々に粉砕してやる』
『それはやめてほしいね!?』
『ていうかあんた、今日は何の嫌がらせですか』
『いや僕は結婚式の日に殴られカメラを粉々に粉砕されるんだけど!?』
『それは自業自得でしょう。で、何の嫌がらせですか?』
『いやあ、凪沙くんからマリッジブルー以外に悩みごとを聞いていたから!』
『はあ?』
『あんずちゃんともっと仲良くなりたいらしくてね!』
『……………はあ』
『そのためにはまず君たちが…』
『あ、その解説別に良いですから。』
『お酒の勢いにまかせて何とかなったりするだろう?』
『なんねーよてかそれ最低じゃねーか』
『言葉が汚いね!』
『あんたの考えが一番汚いですよ。ていうか凪沙さんこんなこと言ってたんです?』
『何でも相談するのはやめてほしいんだけどね?』
『相談相手ミスってるのは重々わかりましたよ』
『どういう意味かな!?』
『………まあとりあえず仲良くしてみますよ』
『うんうん!とりあえずベッドに…』
『黙ってろ』
そこで私は携帯の電源を切った。多分今頃、命令しないでほしいね?とかいうメールがきてそうだけど
もうどうでもいいかなって。