• テキストサイズ

短編集…あんさんぶるスターズ!【あんスタ】

第5章 Valkyrieでも行き着く先はホッケー


「なるちゃーーん!!」


ガーデンテラスに来た影片くん。注目されてることに気づかないのだろうか。珍しくハイテンションである。


「あらぁ、どうしたの?」

「あんなぁ、実は……」


事情を聞いた鳴上くんはなるほど、と納得。


「確かに私ももっとニッコリしたらいいのに~って思うことはあるわねぇ。試しに笑ってみたらどう?」


と言われたので試しにニコッと笑ってみた


「……………これは困難を極めるわよ」

「えらいハードル高いなぁ」


かなりひどい笑顔だったのだろう。2人とも顔が真っ青だ。


「表情筋が堅いのかしら~?」


ムニムニと頰をつまんでくる鳴上くん。何か今日はつままれてばっかな気がする。


「ん~…。でも笑わないと嫌われるよーって言うた奴も嫌な奴やな~。」


影片くんはお手上げという感じだった。しかし鳴上くんはフフンと自信満々に


「アタシに任せてっ!」


と言った。
/ 683ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp