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ずっと【カラ松】

第1章 あの日


カラ松はその日、6時に目を覚ました。

隣で寝ている兄弟達を起こさぬように、静かに洗面所へ向かう。

「・・・今日、あの日か?」おそ松がトド松に話しかける。

「うん。そうだと思う。」トド松が答える。

「もう3年経つよね。」チョロ松がささやく。

一松と十四松は目を開けているが、何も言わない。

カラ松はいつもより丁寧に髪をとかし、気合を入れて服を選ぶ。

「すまないが、朝飯はいらないぜマミー。」

そう言って、カラ松は玄関を出て行く。






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