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ひよこの傘

第1章 初登校~


 




「ねぇ、起きてる-?そろそろ海堂高校つくんだけどさ。」

おでこ遠慮なくをバシバシ叩く鈴木華恋(すずきかれん)

「いっ、痛い痛い!! 華恋ちゃん、起きてるってっ」

涙目になりながら上を向くあたし。







華恋ちゃんは、背が高くて
栗色の髪の毛がうらやましい…。
中学からの仲であたしのお姉ちゃんみたいな存在なんだよね



かといってあたしは、
チビで髪の毛はぱっつんで黒い髪。
頑張って背中の方までのばしたけどやっぱり、子供っぽいゃ…

髪を耳にかけて黄色のぱっちん止めで止めてるけど
そのおかげで[ひよこ]というあだ名が中学でついた。

前は、コンプレックスの何物でもなかったけど少しなれたきた






「ひよこ-学校ついたよっ 今日から高校一年生、楽しみだね!」

「えっもうついたのっ!? どうしよ、緊張してきた(‥;) 」





ドキドキする…





「よーし、2人一緒にで校門に入ろっ!」

華恋ちゃんがあたしを笑顔でみる。

「うんっ!  せーのっ」
2人でジャンプした瞬間、あたしの足がつまづいて…
















「グシャァァ」
 
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