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恋愛っていいことなの?

第10章 忍び寄る危険


涼介side

美琴が心配なのにこんな日に限って、

トラブル続きで行けそうにないことを優輝に

伝えた。

でも、なんであいつの家で美琴を預かるん

だよと思った。

だけど、あいつは警察官だからきちんとした

セキュリティのついたマンションだ。

それに、相手が襲ってきたら対処ができる。

今回は、俺の出番じゃないようだ。

でも、美琴が心配だから明日の朝に優輝の家

に行くとするか!

そして、優輝の家に着いてすぐに美琴の様子

を確認した。

しかし、優輝が俺にストーカーのことを

言ったことを知らなかったようで、固まって

しまった。

でも、状況を把握して心配かけたからと朝食

を作ってくれるらしい。

そういうところが美琴の良いところだ。

でも、寝間着のままで大丈夫なのか?

寝間着姿もかわいいから、見ていたいけど

遅刻しないのか?と思っていると優輝が

美琴に着替えは?と訊いて、やっと気付いた

らしい(笑)

優輝を見ると、不機嫌だったので、

「寝間着を俺が見ちゃって、不機嫌です

か?」と言うと、

「昨日、もっとかわいい美琴を見たし」

「でも、二人での朝食を邪魔するから」

と言いやがった。

こいつはどんだけおいしい思いをしたんだ

許せない ((( ̄へ ̄井)

「全部、吐け」と俺が優輝を揺すっていると

美琴が「朝から元気だね」と苦笑いをしていた。

メイクをして、着替えた美琴は綺麗で俺が

生徒だったら、勉強どころじゃないなと

思った(笑)

それから、三人で朝食を食べて、二人で

美琴を駅にいる真帆のところまで送って、

見送った。

美琴を見送ってから、これからの対策を優輝

と話し合った。

とりあえず、昨日の黒い車のナンバー

プレートの番号を照合してもらっているらしい。

それで、分からない場合はまた連絡すると

言うことで落ち着き、俺も優輝と別れて仕事

に向かった。
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