第9章 延長戦の幕開け
優輝side
俺たちに長時間 求められて、美琴は眠く
なってきたようだ。
「美琴、いい夢を見ろよ!」と言っておでこ
にキスをした。そして、涼介もおでこにキス
をすると、幸せそうな顔で寝てしまった。
残念だけど、見ていて癒される(*^^*)
と思っていると、涼介が「やっと寝たな!」
と言い、
「そうだな。多分、美琴は1人になりたく
なかったんじゃないか?」
「だから、俺たちを呼び戻したんだろう」
と美琴の頭を撫でながら返事をした。
本当はもっと美琴の寝顔を見ていたいが、
俺らもそろそろ寝ないと仕事に支障が
出るため、涼介に
「そろそろ寝るか」」と言って、俺たちも
寝ることにした。
もちろん、美琴を俺たちで挟んで抱きしめて(笑)
そんな時に、俺の携帯が鳴った。
職場からの着信音じゃない。
誰だろうと携帯を取りに行くと切れた。
そして、すぐに涼介の携帯が鳴り、俺に
携帯の画面を見せる。
要からだった。
涼介はリビングに向かいながら、嫌々電話に
出た。俺も涼介の後を追った。