第9章 延長戦の幕開け
美琴side
勇気を出して、今の自分の気持ちをはっきり
と言って、返事を待ってもらおうと思った
私がバカだった。
この二人を調子乗らせるとろくなことがない
のは、私が1番分かってたのに (>_<")
案の定、涼介の家に問答無用で連れて
行かれた。
家に着くと、二人にすごい勢いで靴を
脱がされながら、
「ん、ゆぅ、はぁ はぁ、りょ、まってぇ」
と言っても、交互に二人のキスの嵐が
降ってくる。
そして、私の右側にいる優輝が
「美琴、好きだよ♪」と右耳にささやいて
左側にいる涼介が左耳を舐めた後、
食べられた。(///∇///)
もう二人の色気にやられて、立ってられそう
にないと思ったら、涼介にお姫様抱っこを
されてベットに閉じ込められた。
もう何も考えられず、ベットに埋もれて
優輝と涼介を見ると上半身だけ裸になって
いて、ドキドキしすぎて二人を見ることが
できなくて、目を反らした。すると、
「俺らを見ろ」と二人の手が優しく、
私の頬を包んで、目線を戻されるから
戸惑ってしまう。でも、その様子を気付いて
「大丈夫、今日はただ一緒に温もりを感じ
あうだけだから!」と優輝が耳元で、
優しくささやき、上着を丁寧に脱がしていく。
涼介も私の手を握って、タイツを器用に脱がす。
そして、とても大切なものに触れるように、
二人は上下から脱がしていく。
でも、怖いと感じることはなかった。
逆に脱がされながら、キスや撫でられる行為
に感じてしまっていた。
それから、二人に長い間ずっと求められた。
恥ずかしかったけど、二人の温もりを感じて
安心して幸せな気分で眠ることができた。
しまった。