第14章 初めてを下さい
涼介side
この体勢は、初めてでは難しい。
だから、1回美琴を抱きしめたまま起き上がり、
挿入して繋がったのを確認してから下から
突き上げた。
美琴は初めての感覚にどうしたらいいのか
分からないようだったので、キスをして何も
考えられないようにした。
でも、美琴も次第に身体が熱くなり
「はぁ、はぁ、ん、あん」と啼きなから、
荒い呼吸になっていく。
そして、「今まで感じたことのない激しい
感覚が襲ってくるよ (><) 」と美琴が言い
パニックに近い状態になったので、
「深呼吸しろ!」
「そうしたら楽になるから」と言って激しく
腰を振って、ラストスパートをかけた。
すると、繋がっている部分が締まり、お互い
の甘い密でぐじゅぐじゅの接合部から聞こえ
る水音だけが部屋に鳴り響きわたる。
それが、俺をもっと狂わせていきアレもつけ
ないで、中に出しそうになった。
途中で我に返って、外で出したけど。
危なかった f(^_^)
あんなにも美琴が感じて、俺が持っていかれ
るとは思わなかった(笑)
そして、美琴が心配になり
「大丈夫か?」と確認すると啼きすぎて枯れ
た声で、「大丈夫」と一言だけつぶやいた。
俺は急いで冷蔵庫に行って、水を持って寝室
に戻ると、美琴は疲れてぐっすり寝ていた(笑)
でも、水を飲ませておかないとと思い、口移
し
で飲ましてやると、巧みな舌使いで俺を
興奮させる。
本当は起きてるんじゃないかとも思って、
うなじや耳などにキスをするとくすぐったい
という反応はするけど目を開けない。
もしかして、俺 このまま放置かよ!!
明日、絶対美琴が起きたらもう1回やらない
と満足できそうにないんだけど。
この眠り姫に、今なにをしても無駄だろうし
後処理だけして、諦めて寝るか(ToT)