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恋愛っていいことなの?

第12章 一難去ってまた一難


涼介side

まさかあのタイミングで美琴がお腹を鳴らす

とは思わなかった(笑)

でも、そのおかげで場が自然と和やかになった。

ただ、俺たちが笑いすぎて本当に帰りそう

だったので、必死に抱きついて

「食べたい」と言うと、違う意味に聞こえ

たらしく、腰砕けになっていた(笑)

逆にそっちの意味のほうが嬉しいので、

「美琴を食べていい?」と訊くと

真っ赤になって、あでこと両頬にキスした後

「ん、ちゅっ」とディープキスをして、

「今日はこれで勘弁して下さい (//∇//) 」

と言われてしまっては、諦めるしかない。

でも、かわいいのでキスをすると どんどん

瞳を潤ませて色気が出てくる。

どうしょう、止まりそうにないかも(笑)

と考えていると、優輝が「はい、終了!!」

「これからは俺のばんちゅ」と言いながら、

勝手に美琴とキスを始めた。

もう美琴は二人にキスをされて、ふわふわ

した状態でされるがまま(笑)

可愛いのでまだ見ていたいけど、このままで

はいつまで経っても晩御飯が食べれそうにない。

名残惜しいけど、

「そろそろ終わって、晩御飯食べないか?」

と2人に言うと、美琴は嬉しそうな顔をして

優輝は名残惜しそうな顔をしていた。

なので、優輝の耳元で

「料理を作ってもらいながら、悪戯をしょう」

と言うと悪い顔をして頷いた。

本当にこいつも美琴に悪戯をするのが、

好きだよなと思った。

好きな女子をいじめる男子の気持ちが本当に

分かる(笑)

自分を見て、構ってもらえるのが嬉しい!

と感じるからだろうと思っていると

やっと落ち着いた美琴は、

「涼介、エプロンないかな?」と訊きながら

晩御飯の準備を始めていた。

俺は元々エプロンを使わないけど、この前

美琴にして欲しいなと思って買ったエプロン

を美琴に渡した。

すると、「え! ちょっとこれは無理」と

叫んでいる。

フリフリの白のエプロンというわけではな

く、花柄のピンクのエプロンで絶対に似合う

と思うけど?

「何が無理なんだよ?」と美琴に訊くと

「私にピンクって合わないよ (>_<) 」と

抵抗していたけど、優輝の

「美琴にとても似合ってるよ!」

「だから、早く作って (*^-^*) 」

の答えに納得して料理を作りだした。
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