第12章 一難去ってまた一難
美琴side
身体が重くて、目が覚めた。
そして、周りを見ると私の部屋にいた。
えっと?
私はいつの間に学校から帰ったんだろう?
と考えていると、
「美琴?」
「起きたのか?」
と優輝が横から覗き込んできた。
そして、
「昨日のことはどこまで覚えているか?」
と聞かれた。
そして、頑張って思い出していくと
私はとんでもなく恥ずかしいことをしていた
(///∇///)
えっと、どうやって言えばいいの?と
悩んでいると、「良かった (笑) 」
「一応、全部記憶はあるんだろ?」
と言われ、頷くしかできなかった(ToT)
「でも、本当は両想いになってからって
なってたけど、まだ分かんないんだろ?」
と寂しそうに訊かれ、なんて言えばいいのか
分かんなくてつまってしまった。
その様子を見て、優輝は
「じゃあ、今回のことは内緒な!!」
「でも、最終的に俺を選んで欲しいと思って
ることは、忘れないで欲しい」
と真剣に言われた。だから、私が謝ろうと
すると、キスをされて
「いいから、今日は寝よう」
「そして、明日 美味しい朝食を作ってくれ
たら、嬉しい」と優しく許してくれる。
早く決めないといけないなと強く思った。