第11章 新しい臨時教員?
美琴side
涼介に美術室でキスをされてちゃうし。
優輝にはカフェで、「あーん」と食べさせ
されるし(>_<)
でも、まさかずっと食べさせられて、その上
「あーん」と口を開けて、優輝がおねだりを
するとは思わなかったけど。
思い出しただけでも恥ずかしい(///∇///)
それから、休憩時間が終わるためカフェを
出て、優輝に学校の門まで送ってもらって
別れた。
もう顔が赤くて、戻すのが大変だよ!!
と思っていると、
「カッコいい彼ですね!」と理事長さんに
言われて驚いた ( ̄□ ̄;)!!
「えっと、まだ彼とかではなくて・・・」と
言うと、理事長は笑いながら
「二人からアプローチされて、悩んでるん
ですよね?」と言われたので、
「え、あの二人が話したんですか?」と
訊くと、
「言わなくても、二人とも真剣に貴方の為
といろいろしてる時点で分かりますよ」
「貴方は本当に天然ですね(笑)」
「それで今の所どっちが優勢なんですか?」
と興味本位ぽく訊かれてたけど、正直に
「優輝といると安心するんです!」
「でも、安心してると不意にドキドキさせら
れてしまう (笑) 」
「涼介といるといつも楽しいんです」
「落ち込んでてもすぐに元気になれる」
「二人とも私に元気を与えてくれるんです」
と答えた。そして、
「だから、どっちが好きかっと訊かれても、
分かんなくて、どうやったら分かるんですか
ね?」と理事長さんに訊いた。
すると、「寂しいな、困ったなと思った時
に、どっちと居たいですか?」
「それがヒントです!」と答えてくれたが、
余計分かんなくなった(笑)