第11章 新しい臨時教員？

涼介side

初日から美琴が可愛くて、襲ってしまった(笑)

そういえば、最近のゴタゴタを文哉に連絡

してないやと思い出した。

めんどくさいから、ラインで報告をした。

要が負けて、一対一で勝負していること。

美琴がストーカーにあって、犯人が瑛太と

真帆だったこと。

美琴には内緒で飲酒運転で解雇になっている

こと。

俺が瑛太の代わりに美術の臨時教員をする

ことになったこと。

を書くと、すぐに電話がかかってきた。

さすが保護者(笑)

「久しぶ「美琴は大丈夫なのか?」」

と食いぎみで訊いてきた(笑)

「大丈夫だよ！ ただ、二人のことを知らな

ければな。いろいろ憶測が飛んでるから、

何がなんでも誤魔化す！」

「また、何かあったら連絡するよ！」

と言うと、

「美琴は以外に弱いから頼むな！」とお願い

された。

でも、守ってやりたいという気持ちより俺に

振り向いて欲しいという思いの方が強くなって

いて、自分が制御できるか心配だ(笑)

でも、明日から理由を作らずに美琴に会える

のが嬉しい。

いろいろ考えていたので、もう会社に着いて

いた。

「よし、切り替えて仕事をするぞ！」と

思っていると、社長に見つかり

「顔が緩んでるぞ！」

「しっかり仕事をしろよ」

と言われてしまった。