第11章 新しい臨時教員?
優輝side
涼介のことだ。
絶対 すぐに美琴に手を出すだろう。
俺はたまたま休みだったため、美琴が心配で
美琴の学校に来ていた。
すると、美琴から電話がかかってきた。
「やっぱりか」と思いながら出ると、
まさか出るとは思わなかったようで、美琴が
「え、出ちゃったんだけど!」
と素で言っている(笑)
多分、美術室にいるだろうからすぐに向かう
ことを伝え、
「涼介、抜け駆けは許さないからな
((( ̄へ ̄井) 」
と思いながら、ダッシュで美術室に向かった。
それから、美術室に着いて、涼介を睨むと
怯えていた。
そして、美琴に「大丈夫か ? 」と訊くと
「うん、わざわざ来てくれて、ありがとう
m(__)m 」と言うと軽くキスをしてくれた。
それを見て、涼介は不満そうだが無視!!
そういえば、こいつら授業は大丈夫なのか?
と思って、「お前ら授業はないのか?」
と訊くと二人とも「「ないよ」」と言った。
「私、今日授業ないから案内を任されたし」
「俺は、今日は挨拶に来ただけだし」
と本当にこいつらはマイペースすぎる!
「でも、そろそろ会社に帰んないとな!」
と涼介は帰る準備をして、俺に
「美琴とお昼食べてやって!」と言って
去って行った。
俺と美琴は取り残されて(笑)
「もう少しで昼だし、ご飯食べるか?」と
俺が言うと、美琴は嬉しそうに頷いた。
いつもは食堂だという美琴を連れて、近くの
カフェでご飯を食べることにした。
美琴はハンバーグにするか、パスタにするか
で本当に真剣に悩んでる(笑)
その姿が可愛くて、両方を食べさせてあげた
くて、
「両方を頼んで、半分ずつ食べよう!」
と言うと凄く嬉しそうだった。
そして、俺が最初にハンバーグ。
美琴がパスタ。
交代しょうかなと思ったけど、それだったら
楽しくないので、美琴に「あーん」と言っ
て、ハンバーグを差し出した。
すると、真っ赤になりながら口を開けてた。
その姿が可愛くて、全部あーんと言って食べ
さしてあげた。そして、俺も口を開けたまま
美琴を見て、美琴が食べさせてくれるのを
待った。
抵抗があるみたいだったけど、顔を真っ赤
にしながら一生懸命 食べさせてくれた(笑)
それだけなのに、とても幸せだった(*^^*)