第2章 うつつ
櫻「おはヨーグルト~♪」
二・大「お、おはよーぐると~…?」
相「懐かしーね(笑)」
櫻「あとマツジュンだけ?」
カチャ…
櫻「お。噂をすれば。おっはヨ~グル―…」
松「…」
櫻「!は、般若っ!?」
二「…どしたの」
松「…。なにが」
二「ナニって。『不機嫌』を文字で書いたような顔してらっしゃるから…」
相・大「…(ビクビク)」
松「…聞いちゃう?それ」
二「え?」
松「…」
二「…。いえ、聞かないです。何も。我々、何も聞きません。ねっ?」
大「~~っ」←ウンウン激しく頷いてる
相「ごめんなさい!もうしません!俺が悪かったっ!」
櫻「あなたが悪かったの?(笑)」
松「…」
ゴメン、みんな。ヤなオーラ出てんのはわかってんだけど、ちょっともう、自分じゃどうすることもできない。
久しぶりの幸せな二人の朝。最高の目覚め――…
になるはずだった今朝、それは起こった。