第6章 仕事において報連相は何よりも大事。
土方「こいつらもこう言ってる。気の抜けた呼び方されちゃ士気に影響が…」
土方が全てを言い終わらぬうちに、隊士の一人が叫んだ。
「局長だけズルイぞォォォ!!」
その声に続き、別の隊士も叫ぶ。
「そうだぜ!いつの間に仲良くなってんだァァァ!!」
「抜けがけ禁止ィィィィィ!!」
土方「・・・・・え。」
なんか思ってたのと違う。そんな様子で土方は隊士達を見やる。
葵咲「あ、私の事は何て呼んでもらってもOKです。皆さんとはこれから仲良くなれたら、って思ってます。」
にこやかな笑顔の葵咲に対して、隊士達は声を揃えて返答した。
「はーい!宜しくねーーー葵咲ちゃん!!」
そんな不抜けた隊士達の様子を見た土方は、ぼそっと呟いた。
土方「・・・・・明日ハローワークにでも行ってみるか。」