第45章 暗闇を照らすのは温かい光。
- 銀時・原田サイド -
その頃、原田達はキメラビーからハチミツを受け取っていた。
原田「すまねぇな。」
「イエイエ、コンナ物デオ役ニ立テテ良カッタデス。葵咲サンニハ恩モアリマスカラ。早ク行ッテアゲテ下サイ。」
原田「ああ。」
子供「マタ来テネー!」
“天使の涙”の材料となるハチミツを手に入れた銀時達は、キメラビーに礼を言い、宇宙船へと戻った。
銀時「よし、これであとは林永に持ってって作るだけだな!」
原田「オメーは何もしてねぇだろうが!!」
会社での交渉からハチミツ入手まで一ミリたりとも役に立っていない銀時。にもかかわらず、どや顔で言われるその発言に、原田はイラッときたのだった。
- 新八・神楽サイド -
同刻、新八達も恐竜との戦闘に終止符を打とうとしていた。
神楽「ホァタァァァァァ!!」
「ギャーーース!!」
ドォォォ!!最後は神楽の一撃で恐竜が倒れる。特に恐竜にダメージを与えていなかった新八だが、神楽の攻撃を間近で見て手放しで喜んだ。
新八「やった!やったね神楽ちゃん!!」
恐竜は気絶してしまった様子で、起き上がる気配は無い。それを確認した二番隊隊士達は一斉に恐竜へと飛び掛かる。
「よーし!後はあの花びら持ち帰るだけだァァァ!!」
「おおォォォ!!」