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銀魂 - 雪月花 -

第124章 恋のキューピッドも自分の事が一番大事。


まぁ葵咲の性格であれば、ちょっとした事で土方を嫌いになったりはしないだろう。妙の目さえ欺ければ良いのだ。二人の絆が強固なものである事は近藤も傍から見ていて信じられるものがあるし、総悟がそれで満足するならばと近藤は了承した。


近藤「まぁ…ほどほどにな。」


近藤と都度連携を取る為に、総悟は近藤へと小型イヤホンを渡す。総悟からはトランシーバーで連絡する形となった。要領としては近藤とバブルス王女との結婚式(未遂)の時と同じである。
そうして近藤を送り出した総悟は、ドス黒い笑みを浮かべた。


(総悟:クリスマスの時、葵咲と土方さんがくっつく事は想定内だった。葵咲も土方さんの事が好きなのは明白だったからな。となりゃ、そのまま一旦くっつけて別れさせるのがベストだ。実らなけりゃ未練が残っちまうが、その後、相手が不服で別れたとなりゃ未練も残らず、綺麗さっぱり断ち切らせる事が出来らぁ。そしてそれを隊内で広めれば…部下に手を出した挙句、フラれた副長って噂が流れ、隊士達からの信頼も失って、副長の座は俺に流れて来るってもんよ。)


そう、この計画はクリスマス編から続いていたのだ。あの時、土方を嗾(けしか)けたのは、全てはこの時の為。総悟は本気で葵咲と副長の座の両方を手に入れるつもりだったのである。
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