第2章 個人情報を守れれるのは己のみ。
葵咲は負けじと自論を申し立てる。
葵咲「何言ってるんですか。小石の形をした爆弾かもしれない。小石の形をした天人かもしれない。人生もかもしれない運転しないと。」
その表情は至って真剣だ。この女、天然なのか、それともただの馬鹿なのか。天然と馬鹿は紙一重であるから両方かもしれない。その真剣な葵咲の表情を見て、土方も真剣に更にツッコむ。
土方「運転って何だよ。乗り物乗ってねぇだろ。歩いてんだろ。」
葵咲「第125訓(15巻)でそんな話あったな~と。知らない人はレッツ15巻購入!今すぐ本屋さんにGO!」
土方「こんなトコでコミックの宣伝すんなよ。つかあの話で、かもしれない運転はもうしない方がいいかもしれないっつー話になってただろうが。」
これには流石の土方も付き合っていられないといった様子で、足早に歩き出した。
土方「もうお前本気で帰れ。付き合ってらんねー・・・」
葵咲「あ!危ないっっっ!!」
土方「人の話を聞けェェェェェ!!!!!」
葵咲は天然(もしくはただのバカ)なだけではなく、人の話もあまり聞かないタイプらしい。