第12章 個人情報は何処からか流出する。
万事屋の三人は土方を連れて歩いているところ、真選組の襲撃を受けた。どうやら真選組は伊東派の連中によって内部分裂を起こしているようだった。
しかもあろうことか、伊東派は近藤、土方を暗殺しようとしているようだ。銀時達は何とかその場を回避し、パトカーを強奪して近藤を救出すべく、近藤の乗った列車を追ってきた。
銀時「御用改めであるぅぅぅ!!てめーらァァ神妙にお縄につきやがれ!!」
「ひっ…土方ァァァァァ!!」
総悟「…チッ。目障りなのがゾロゾロと。だが、奴等潰すには軍隊一個あっても足らねーぜ。」
その時、大型バイクに跨った葵咲が、銀時達の後ろを追いかけてきた。
葵咲「万事屋さァァァーーーん!!」
銀時「あっ!てめっ!何処行ってやがったァァァ!!」
葵咲「ちょっと戦の準備に。ね!」
どうやら葵咲は妖刀の話を聞いた後、真選組へと戻り、自らの刀を持って、そして何処からかバイクを調達してこの場にやってきたようだった。
銀時「くれぐれも無茶すんじゃねーぞ!」
葵咲「もっちろん!後方は任せて!」
そう言って土方には目もくれず、Uターンして後ろの方へと走っていった。
銀時「あっ!おい!!忘れ物!コイツゥゥゥ!コイツを何とかしてくれェェェェェ!!」
(中略)