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銀魂 - 雪月花 -

第110章 宴会の催し物といえばビンゴ大会。


総悟の陰謀によりバタバタと倒れていく隊士達。自分の歌声による被害だと気付いていない新八は、残っているメンツの選曲だけ流す事に。
そうして一通り曲を流し終えた事を確認し、次なる催し物を実施すべく司会進行のアナウンスを掛けた。


新八「カラオケはこれで終わりですかね。続きまして~!次なる余興はビンゴ大会ィィィィィ!!」

総悟「よし。」


次の催し物の項目を聞いた総悟は黒い笑顔を浮かべて小さくガッツポーズを作る。総悟の企みはこれだった。少しでも競争率を下げたい。と言うのも、今回のビンゴ大会、将軍やそよ姫も参加するという事で、景品が豪華に設定されているのだ。銀時はガッツポーズする総悟を見て、人数減らしはこの為かと悟った。
だが次のイベントに入る前に異議申し立てる者が立ち上がる。


土方「俺の入れた曲はァァァァァ!?」


土方が選んだ曲だけ流されていない。自分だけスルーされた事に新八を睨むが、それには土方の隣に座っていた総悟が挙手して答えた。


総悟「あ、それなら俺が削除しときやした。」

土方「何勝手な事してくれてんだテメー!!」


怒りを露わにする土方。だがそれを宥めるように、向かい側に座っていた松本が二人の間に割って入る。


松本「まぁまぁ良いじゃないですか。誰も土方さんの歌なんて聞きたくないですし。」

土方「オメーは結構サラッと毒吐くよな!?」


何なら今の一言の方がキツかったかもしれない。土方は心に小さな傷を負いながらも次なるイベント、ビンゴ大会へ移った。
ガラガラとくじを回して出て来た番号を新八が読み上げる。


新八「まずは…二十二番!」

そよ「あ、私ありました!」

神楽「私もネ!」

銀時「なんでお前もちゃっかり参加してんの。」


接客側のはずの神楽は、しっかりと手にビンゴカードを持って そよ姫と一緒にビンゴを堪能していた。その事に思わず冷静にツッコむ銀時。まぁ恐らく姫が神楽にカードを渡したのだろうという事で、それ以上ツッコむ事は出来なかったが。
第一発目を読み上げたところで、新八が今回のビンゴ大会について説明を加える。
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