第108章 心霊スポットには身代わり人形が必須。
新八「いらっしゃいま…」
(銀時・新八:んげェェェェェ!!なんでこいつらがここにィィィィィ!?)
真選組一行のご到着だった。
はっきり言って会いたくなかった。
たが考えようによっては気を遣わなくて良い接客にはなる。銀時はある意味ラッキーだと思い直す事にした。
銀時「まぁコイツら相手なら適当で良いだろ。」
ちょろいぜ、甘いぜ、ちょろ甘だぜ。
そう思いながら鼻をほじる銀時とは対象的に、新八は冷や汗を垂らしている。そして恐る恐る、新八は心の内にある懸念を口に出した。
新八「待って下さい、銀さん。さっきお岩さん、幕府の『お偉いさん』って言ってませんでした?」
銀時「!!」
新八が何を言いたいのか瞬時に悟った。二人は息を呑み、冷や汗を垂らしながら物陰に隠れて真選組一行に目を向ける。
銀時「と、いうことは…まさか・・・・!」
新八「・・・・・。」
目を凝らして集団の中に、気になる人物がいないか探した。そして見付ける。彼の姿を・・・・!!
(銀時・新八:やっぱり…!将軍かよォォォォォォォ!!)
※ 注釈
今回の話に出て来る“卒業生”。
これはジャンプSQで連載中の近藤憲一先生の漫画、「ダークギャザリング」に出てきます。
端的に説明すれば、超強力な悪霊です。