• テキストサイズ

銀魂 - 雪月花 -

第104章 第百四訓 「真剣勝負にドーピングは邪道。」


そうして事件は収束を迎え、佐々木が現地の奉行所と見廻組へ手際よく連絡を取る。

異形種達の要となっていた塔が破壊された事で人々は解放された。工場上層階を調査していた際に佐々木が解毒薬も発見しており、異形種へと変えられていた人々の身体も元に戻す事が出来た。鐡は薬の効果を無効化する薬も同時開発していたらしい。


夜が明けて朝日が昇る頃、ようやく警察が到着。そうして緒方、玲央、紗羅の三人を逮捕。先に緒方を連行する事になった。
緒方は元々は普通の人間。今回の投薬や戦闘で身体の損傷やダメージが酷く、まずは病院へと緊急搬送される事になった為だ。

残りの二人は戦闘力も高かった為にダメージはそれほど大きくはなく、応急処置で事足りた。勿論、連行した後治療は行なうが、緊急搬送は必要なさそうだ。二人は動けないよう厳重に縛り付けられ、暴れる事のないよう、薬で眠らされている。
万が一の事を考え、二人は佐々木が通報してすぐさま駆け付けた見廻組隊士達が管理する事となった。
/ 1377ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp