• テキストサイズ

銀魂 - 雪月花 -

第103章 世界は広い。


- 新八サイド -

松本の指し示す塔を発見した新八達。新八と山崎は武器を片手にそれの破壊を試みるも、なかなか上手くいかない。


新八「駄目です!びくともしません!佐々木さ…あれ?佐々木さんは?」


佐々木の銃弾を当てにした新八は、それをお願いしようとするも姿が見当たらない。きょろきょろと辺りを見回すが、室内にその姿はなかった。


長谷川「あのヤロー俺達の護衛任務放って何処行きやがったァァァァァ!!」

新八「そっちィィィ!?アンタ自分の心配ばっかじゃねーか!」


己の保身しか考えていない長谷川に思わずツッコミを入れる新八。そんな二人のやり取りは見過ごしながら、山崎は一人、真剣な眼差しで顎に手を当てながら考え込んでいた。そして何か閃いたように顔を上げ、新八達に視線を向ける。


山崎「二人とも、これを壊す方法が一つだけある…!」

新八・長谷川「!」

長谷川「どうするんだ!?」


一刻も早く破壊してこの場から退散したい。そんな思いの長谷川は山崎の言葉に食らいつく。長谷川の返しに山崎はコクリと頷いた。


山崎「それは…」
/ 1377ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp