[HQ]. DREAM and LOVE (R18)
第2章 突然の誘い
ニヤッとしたかと思ったら、黒尾は私に近付いてきて、スゥと肩を抱いて後ろから黒尾に抱き締められる形になった。
黒尾「勿論、激しーのヤッてやるよ?」
耳元で低い、いつもの黒尾と違う男の人の声で囁かれ首筋に軽いキスを落とされる。
いや、赤葦さんは相変わらず冷静な目で見てるし。
木兎さんは、なんか顔真っ赤にしてアワアワして赤葦さんの後ろに隠れてるし。
『黒尾。そういうのは"彼女"に言いましょうね』
彼女の所を強調して、左手で背中にいる黒尾の黒尾を強く握った。
黒尾「んなっ?!?!…ぐぁっ!!!」
木兎・赤葦「?!?!」
その場に倒れ込む黒尾。
それをゴミでも見るような視線を送る。
木兎さん達は口あんぐりしてる。
『あ、猫が盛って来たので握っただけです。では、私は失礼します』
ニコッと木兎さん達に笑いながらこの場を去ろうとした。
『あ、黒尾くん。マロンケーキとお芋クリームケーキ。よろしくね?』
ニコッと笑いながら言って私はその場を立ち去った。
……顔…あつっ……。