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短編集

第2章 誕生日(HQ!!)


放課後 バレー部で簡単に及川の誕生日が開かれ、その後、練習、自主練へ移っていった。
さすがに、この時間にもなれば、及川へのプレゼントを渡しに来るファンもいなくなっていった。
「さて、帰りますか」
「って、お前、先輩んとこ・・・」
岩泉が言いかけた矢先。正門前に女性が立っているのを見つけた及川が走って行く。
「先輩っ!」
「あっ、お疲れ様、及川君」
ニッコリと微笑む。その女性こそ、及川の彼女。であった。
「先輩、お久しぶりです」
「久しぶり、岩泉君」
岩泉はに抱きつこうとする及川を引っぺがす。
「ちょっ!岩ちゃん、ヒドイ!」
「当たり前だ!」
「自業自得~」
「?!マッキーにまっつん?!」
及川が声のした方を向くと花巻と松川が来ていた。
「先輩、お久しぶりっス」
「お久しぶりです」
「久しぶり、花巻君、松川君」
「あ~、なんか、疎外感」
「で、先輩は・・・このクソ川に用事だったんスよね?」
「ちょっ!岩ちゃん!言い方!!(プンプン)」
「あっ、うん、いい、かな?」
「そりゃあ、もう!」
「引き取ってもらえるなら!」
「ちょっ!ヒドイっ!俺の扱い!」
「クスッ 及川君、来てくれる?」
「キラッ☆ 先輩の頼みならもちろん!」
「(単純)」
バレー部の3年メンバーに断りを入れて、は及川を自宅に連れて行く。
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