第13章 あとがき
ヒロインを通して私ももう一度高校生活をやり直したような気分になりました。
ので、分岐エンドを残すのみとなった今、激しい寂しさに襲われています。
今はちょうど卒業シーズンですが、私も何だか卒業したような気分になってくるくらいです。
皆と、お別れしたくないよ……。
長編を書くとこんな気持ちになるんですね。
初めてだから知らなかった。
もうキャラの一人ひとりの気持ちになりきってしまって、この3ヶ月は男の子たちと一緒に片思いを抱えて過ごしていたので毎日苦しかったです。
そのくらい、キャラたちが愛しい。
本当にこの作品は私にとって非常に思い入れの強いものとなりました。
私の好きな作家の先生の言葉を借りて恐縮ですが、これが私の名刺代わりの作品になると嬉しいなと思っています。
私の頭の中のものが指先を通して電脳空間に乗り、場所を問わずに読んでくださる方の元に届く。
そして、本来なら出会うことのなかった人たちと繋がる。
本当に素晴らしくて、奇跡のようにありがたいことだと思っています。
これを書いたことにより、たくさんの方たちと交流が持てました。
読んでいただいた方の心に何かを少しでも残せたなら、感無量でございます。
本当に、感謝の言葉は書いても書いても書き尽くせません。
この気持ちは、今後の活動に生かしていければなあと思っております。
こんなあとがきまで最後まで読んでくださった方はいるのでしょうか。
いらっしゃったとしたらそこのあなた様。
あなたのお陰で私はここまで書けました。
本当にありがとうございました!
残りの分岐エンドも頑張りますのでどうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
2016.2.28 かすみ