第13章 あとがき
あと進路に関するスガさんの台詞や、運命に関する武田先生のくさい台詞など…
私の今までの乏しい人生経験から、言いたいことを彼らの口を通して勝手に言わせてきました(笑)
ひかれてないか心配です。
この話は、ヒロインが本当の「好き」を見つけるまでの葛藤も描きたかったので、逆ハーと言えど色んなキャラに右往左往して、おいおいと思った方も多かったことと思います。
作者自身、好きの意味なんて20歳超えるまで本当の意味では理解しちゃいませんでした。
武田先生の運命についての話は私の経験談です(笑)
私は教師ではありませんのでそこらへんはいじりましたけども。
書きたいことが書けるということは本当に楽しくて、そういうシーンはとても筆がのりました。
自分が何かやらかした時に、どこからともなく現れて助けてくれる。
こんなときにこういう事があればいいのにな…
そんな私の願いをこの作品にはたくさん詰め込みました。
今回、久しぶりに書くことにチャレンジしてみて、やはり私は書くことが好きだなあと再認識いたしました。
発想力は皆無なので、皆があっと驚くような展開や設定のものはこれからも書けないと思いますが…。
日常の中の、ほんの少しのときめきやほっこり。
そういったものを切り取っていくのが好きです。
それがたくさん出来て本当に幸せでした。