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【HQ】春が始まる。(烏野逆ハー)

第9章 代表決定戦




そして代表決定戦決勝。



その日、私達は宮城の全チームの思いを背負う代表となった。



県内一の強豪校と呼ばれる白鳥沢との決勝は、文字通り死闘と呼ぶにふさわしい物で、見ている方まで辛くなって来るような展開だった。



それでも、烏は強かった。



どんなに苦境に立たされようと、ただただ、春だけを目指して飛び続けた。



過去に一度だけ烏野が立ったことのある舞台。



試合終了のホイッスルが鳴り響いた時。
それは、私達がそこに再び舞い戻ることが決まった瞬間だった。


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