第2章 気まずさ
「Ki」
本当は行きたくなかったけどメンバーにも迷惑はかけられないから重い腰をあげ駅に向かった
今日は雑誌の撮影
あれから連絡は何も無い , 俺もいれてない
昨日 , 待ち合わせした時着いたってメッセージに既読をつけたまま
“ さみいな - ” なんて呟きながら早めに付いたスタジオの中をぶらつく
撮影の準備をしてくれてるスタッフさんに挨拶しながらメンバーを探していた
?「ミツ -!!」
大声で俺を呼びながらすごい速さで近づいてくる , 驚いて振り向くと , 二階堂の顔が間近にあった
Ki「んお!?あ - , おはよ」
けらけら笑いながら撮影で使う衣装に着替えていると
?「はよ - ございます」
とけだるそうに挨拶する玉森 , の後ろにちゃっかり宮田
あいつらは仲がよすぎてなんだか気味が悪い(笑)
なんて言ったら玉森は“ 宮田まじきもい ” なんて真顔で言うんだろうけど , 実際大好きで仕方ない , そこが玉森の良さでもある
少し遅れて千賀がやってきた二階堂を見ると満面の笑みを浮かべて“ お - はよ - ございま - す!” ‥ 朝からうるさい(笑)
それに乗った二階堂は全身を使って挨拶していた , 阿呆だな , と考えつつ , “ それじゃ足りてない ” と呟きながら弟達とじゃれあった
?「おはようございます」
聞き覚えのある声が上から降ってきた
ふと顔を上げると藤ヶ谷と横尾さん
“ おはよう ” と返事しそうになったものの声が出ず , 誤魔化すように二階堂にちょっかいを出した
何となく察した二階堂は “ 何だよ ” なんて言いながら乗ってくれた
あ - あ , 俺って馬鹿だな 。