幻影旅団の幼馴染み【HUNTER×HUNTERA】
第11章 ゾルディク家
しばらく沈黙が続き、先に口を開いたのは、ゼノだった
「ほっほっほっ、そんなに敵意を剥き出しにせんでもよいじゃろう
ところで、お主はこのゾルディク家になんの用じゃ?
何でも屋ルシファ……………
その仮面とコート…お主がルシファなんじゃろ?」
確信を持ったように話ゼノに対してフレアは少し困ったように答えた
『…はい、そうですよ…ただ、今日ここに来たのは依頼ではなく私用です』
フレアがそう答えるとゼノは予想通りと言わんばかりに満面の笑みを浮かべた
「やはりな……おおかた、他の奴置いて先に来たはいいが寝床がなくて困っているというところだろう」
……図星だ………
「どうじゃ?なんならゾルディク家にお仲間さんがくるまで居候せんか?」
これは、またとないチャンスだ
もちろん私は二つ返事でOKをした
こうして私のゾルディク家居候生活が始まった