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幻影旅団の幼馴染み【HUNTER×HUNTERA】

第8章 飛行船にて 2 ~面談~


〔えーーこれより会長が面談を行います 番号を呼ばれた方は二階の第1応接室までお越しください
 受験番号44番の方 44番の方お越しください〕

飛行船内に放送が入った
まさか面談が最終試験なんてことはないと思うけど困った
面談はなんとなく嫌いだからなーー
もし面談が最終試験だったらどうやって切り抜けようかと自問自答していたらすぐに332番が呼ばれた
どうしよう 何も対策が思い付かなかった
こうなったら本心をありのまま伝えようそれで落ちたらまた来年挑戦すればいいし

『失礼しまーす』

第1応接室に行ったら会長さんがいて私にも座るように勧めてきた
とりあえず私は最大の疑問について質問してみた

『あのーまさかこれが最終試験何ですか?』

「全く関係ないとは言わんが参考程度に質問するだけじゃよ」

なんか凄い安心した

「まず、なぜハンターになりたいのかな?」

『えっと仕事柄あったほうが便利だからです』

「なるほど ではお主以外の中で注目しているのは?」

『44番ですかね』

「ふむ では今一番戦いたくないのは?」

『んー 44番もだけど301番もかな 針刺さってるし』

「ほー そうか ちなみにその仮面はなぜ被っておるのじゃ?」

『…それも最終試験に関係あるんですか?』

「いや ただわしが気になっただけじゃよ 試験中ずっと被っておったからな
 とらないのかと思ってな 嫌なら別に言わんでも良いぞ」

『あっいえただなんとなく被っているだけで あってもなくてもどうだって良いんですよ
 たしかに 試験中ずっと被っていたので最終試験ぐらい外すことにします』

「おおそうか 別に外さんでもいいんじゃがまぁよい 質問は終わりじゃ 戻って良いぞ」

『失礼しました』

私は一礼をしてその場を去った
泣いても笑っても次が最終試験
せっかくここまで来たからハンターになりたいと思う
絶対合格してやるんだから!
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