第6章 ～三次試験～

試験官の説明を聞いて念は必要最低限使わないようにしようと思った
能力がバレルのは避けたいからね
それに ほとんどの受験生は念を使えないから試練官に能力者はいないだろうし

しばらく歩いていたら扉があった
１つ目の部屋だろう。入ったら中に人が三人いた
あの三人を気絶か殺せば次に行けるのか
向こうの合図で開始らしいけど
試練官が 女かよラッキー とか言うから
当初の【慈悲深いフレアちゃんが１００人全員気絶させよう作戦】を変更して１００人全員殺すことにした
殺すだけなら手加減しなくていいから開始５秒で　素手で首切ってやった
なんというか凄く弱かった
返り血は浴びなかったけど手には当然ながら血がついていて気持ち悪い
仕方ないけど我慢だ　さっさと３次試験をクリアしよう

１つ目の部屋を難なく突破して次に向かう
廊下と階段が長い
歩くのがめんどくさいけど走る方が面倒だから諦める


１０の部屋全部をクリアするのにはまったく時間は掛からなかったが(実際 １部屋平均３０秒ほどだったし)
廊下やら階段やらをのんびり歩きすぎた
２２時間３７分かかって三次試験通過第４号だった
私の前に着いてた奴らはヒソカと針男とハゲだった
ハゲに負けたのはちょっと悔しい
ゴン達はまだ来てないみたいだ

試験終了まで残り１分を切ったところでやっとゴン達は降りてきた。
凄くヒヤヒヤしたぞ 皆落ちちゃったかと思ったんだもん
その事キルアに言ったら

「テメー人を勝手に落とすな！」

と怒られた　酷いなぁ心配したのに
キルアとそんなやり取りしてたら試験官が話出した

「諸君 タワー脱出おめでとう　残る試験は４次試験と最終試験のみ
　４次試験はゼビル島にて行われる　では早速だがこれからクジを引いてもらう」

どうやらこれから狩る者と狩られる者を決めるらしい
なんかやっとハンターっぽい試験がきた
どーでもいいけど早く手を洗いたい